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腰に対する治療

腰のブロック注射といえば、激痛を鎮めるための特効薬的な効果をもたらすものとして知られていますが、大きくわけて3つあります。

1つは局所へのブロック注射と呼ばれ、トリガーポイント注射、傍脊柱筋ブロックなどが主なものです。

痛みを発している部分、または炎症があると認められる部位に行うタイプで、通常、触診によって痛みの部位を特定したり、動かして痛みがあるところがすぐにわかる場合に効果的です。

選択的ブロック注射は、関節や神経などの限定した部分のみを選択的にブロックするためのブロック注射です。

椎間関節ブロックや椎間板ブロック(造影)、仙腸関節ブロックや坐骨神経ブロック、神経根ブロックなどがあり、ブロック後に痛みが改善した場合に、症状の原因と特定できる(診断的な価値が残る)ということから使用される場合もあります。

つまり、症状が変化しない場合には効果がありません。非選択的ブロック注射は、選択的ブロック注射とは対象的に広範囲をカバーさせるために用いられます。硬膜外ブロックや仙骨裂孔ブロックなどが主なもので、脊柱管内のスペースに薬を入れて効果を期待するブロック注射です。

ブロック効果が出た場合でも診断的な価値は残りません。腰のブロック注射は元の腰の痛みの程度にもよって改善度が違ってきます。また、的確に注射するポイントを得なければ、注射自体で強い痛みが残ってしまい苦しむ場合もあります。

効果の持続性は人によりけりで、長い方では腰痛がほぼ消失して再発しなくなったという例も多くありますが、逆に効果が無かったり、腰の痛みが増した例も少なくないようです。

ブロック注射で痛みが消えなければリハビリなどの効果的な保存療法を継続させることがなかなか難しくなり、結果的に手術を決断するという例も多く見られます。

特に腰痛は日常生活に支障の出やすい部位です。日頃からトレーニングなどをしてケアしていくことがもっとも望ましいと思われます。